事故賠償制度

●事故賠償制度

クリーニング事故原因

(1)

クリーニング方法及び保管・取扱い等に過失がある場合

(2)

アパレルメーカーの企画・製造等に過失がある場合

(3)

お客様の着用及び保管等に過失がある場合の三つに大別されます。

●賠償制度詳細

(1)

クリーニング賠償制度が適用されるのは、クリーニング事故原因のクリーニング方法及び保管・取扱い等に過失がある場合とみなされた時に限ります。
尚、クリーニング事故原因の決定は繊維製品検査所等の鑑定に基づくものとします。

(2)

クリーニング方法及び保管・取扱い等に過失がある場合

 a.

クリーニング洗浄及びシミ抜き行程による損傷

 b.

プレス仕上げによる損傷

 c.

不明及び紛失

 d.

その他の原因による損傷

 e.

当社での保管中の損傷

 f.

当社からの運送途中の損傷

(3)

アパレルメーカーの企画・製造等に過失がある場合

 a.

クリーニング行程の異なる素材(天然繊維と皮革等)など、また経時変化(劣化)の著しい素材で企画・製造された衣類(ポリウレタン加工商品等)

 b.

染色堅牢度や退色堅牢度の弱い生地で企画・製造された衣類

 c.

熱セット性が弱い生地で企画・製造された衣類(綿・麻等に対するプリーツ加工及びワッシャー加工等)

 d.

通常のクリーニングに耐えない素材で企画・製造された衣類(プリント脱落・付属品の損傷・ボタン、スパンコール、ビーズ等の欠落及び破損を含む)

 e.

縫製撚糸の甘さによるほつれ、ほころび

 f.

その他企画及び製造等に起因する事柄

(4)

お客様の着用及び保管等に過失がある場合

 a.

汗や日光、蛍光灯のよる変退色や脱色

 b.

化学薬品などによる変退色や脱色(整髪剤・パーマ液・バッテリー液・台所及び風呂用洗剤・選択洗剤等の付着によるもの)

 c.

着用時に発生した破れ・糸引き等

 d.

ボタンの欠落及び破損

 e.

クリーニング引き取り後のお客様による事故

 f.

その他これらに類するお客様による事故

 g.

素材などの経時変化(劣化)によるもの

(5)

賠償制度事故賠償額の範囲と違約損害金

 a.

購入後一年未満の場合は購入価格の100%~80%程度

 b.

購入後二年未満の場合は購入価格の80%~60%程度

 c.

購入後三年未満の場合は購入価格の60%~50%程度

 d.

購入後四年以上については購入価格の30%以下となります。

(6)

賠償条件

 a.

当該商品お届け後2週間以内に判明し、お申し出頂いた場合、もしくは当社が事故扱いと認めた場合に限ります。
※2週間以上経過したものは、瑕疵部分を含めて事故賠償制度の対象外となりますので予めご了承下さい。

 b.

当社のお預かり品と証明できることを前提とします。

 c.

購入価格については、購入時の領収書・レシートを必要とします。それ等が紛失、廃棄処分されている場合は調査の上決定いたします。
※時価を超えての賠償には応じられませんのでご注意下さい。

 d.

該損害弁償品の返却及びクリーニング代金・その他費用の返却は出来ません。
但し当社が別途に返却・返品を認める場合は、その限りではありません。

 e.

アパレルメーカーの責務により取り付けられた洗濯表示もしくは組成表示によってクリーニング事故が発生した場合、アパレルメーカーがその責に任ずるように、被クリーニング利用者に代わって事故賠償交渉を当社が行うことができます。

 f.

客様の着用時に原因があると判明された事故については、事故賠償制度の対象になりませんのでご注意ください。

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